EXHIBITION

椿絵名品展

2009 9月5日(土)-11月23日(月・祝)
休館日=10/6,10/13,10/20,10/27,11/10,11/17

日本原産の植物であり、桜や梅などとともに日本を代表する花木の一つとして私たちの暮らしに身近な花、椿。古くは日本書紀や万葉集にその名がみられるほど昔から鑑賞の花として愛され、また、室町・桃山時代には茶道、華道の発達とともに深く文化に浸透し、江戸時代には椿に関する専門書も著されたといいます。美術の分野においても、絵画や工芸作品に椿をあしらった作例は数多く見られ、こんにちにおいても椿は日本画、洋画を問わず、多くの画家が好んで筆を執るモチーフの一つです。本展は、江戸時代の尾形光琳、酒井抱一らをはじめ、横山大観、奥村土牛から岸田劉生、竹久夢二、梅原龍三郎など近代・現代の作家にいたるまで、約80点の作品よって”椿絵”の世界をご覧いただきます。

展覧会基本情報

Exihibition Information

会期
2009 9月5日(土)-11月23日(月・祝)
休館日=10/6,10/13,10/20,10/27,11/10,11/17
会場
河口湖美術館
開館時間
9:30-17:00(入館は16:30まで)
入館料
大人・大学生800(720) 高校生・中学生500(450) ( )内は8名以上の団体料金
主催
河口湖美術館
企画・協力
あいおい損害保険株式会社/東京マルイ美術
出品作家
松花堂昭乘(1584—1639)/ 尾形光琳(1658-1716)/ 尾形乾山(1663-1743)/ 酒井抱一(1761-1828)/ 松村景(1779-1843)/ 鈴木其一(1796-1858)/ 横山大観(1868-1958)/ 川合玉堂(1873-1957)/ 滿谷國四郎(1874–1936)/ 松林桂月 (1876-1963)/ 冨田溪仙(1879—1936)/ 熊谷守一(1880-1977)/ 小林古徑(1883-1957)/ 北大路魯山人(1883-1959)/ 安田靫彦(1884-1978)/ 竹久夢二(1884—1934)/ 前田青邨(1885-1977)/ 堅山南風(1887-1980)/ 村上華岳(1888—1939)/ 梅原龍三郎(1888-1986)/ 奥村土牛(1889-1990)/ 小茂田青樹(1889—1933)/ 堂本印象(1891-1975)/ 岸田劉生(1891-1929)/ 福田平八郎(1892-1974)/ 金島桂華(1892-1974)/ 山口蓬春(1893-1971)/ 中川一政(1893-1991)/ 小倉遊亀(1895-2000)/ 徳岡神泉(1896—1972)/ 椿貞雄(1896—1957)/ 山口華楊(1899-1984)/ 上村松篁(1902-2001)/ 鳥海青 (1902—1972)/ 橋本明治(1904-1991)/ 糸園和三郎(1911-2001)/ 香月泰男 (1911-1974)/ 高山辰雄(1912-2007)/ 加藤東一(1916-1996)/ 堀文子(1918- )/ 五味悌四郎(1918-2004)/ 大山忠作(1922-2009)/ 福井良之助(1923-1986)/ 小泉淳作(1924– )/ 松尾敏男(1926-)/ 月明(1929- )/ 岡信孝(1932- )/ 大矢紀(1936- )/ 牧進(1936)/ 久保嶺爾(1940)/ 古川隆久(1940)/ 石踊紘一(1941)/ 吉井東人 (1942)/ 中島千波(1945-)/ 林功(1946-2000)/ 岩戸敏彦(1947-)/ 松村公嗣(1948 )/ 黑田悦子(1949-)

これまでの展覧会

SINCE1991.04.14