1992年7月1日(水)-7月13日(月) 会期中無休
「一竹辻が花展」は、1989年10月、ロンドンを皮切りに、1990年12月パリを最終に、ヨーロッパ7都市を巡回いたしました。その最終国であるフランスに於て、 久保田一竹氏の作品は、高い芸術性と高度な制作技術を認められ、フランス政府よりフランス芸術文化勲章シュヴァリエ章を受章されました。この成果を受け、「ヨーロッパ巡回帰朝記念一竹辻が花展」が1991年3月、京都からスタートしました。その後大阪、博多、名古屋、東京をはじめ北海道から沖縄にいたるまで、17都市を1年3ヶ月間にわたり巡回してきました。
この度の河口湖町立河口湖美術館での展覧会は上記の巡回展の最後を飾るものです。
この記念すべき展覧会にふさわしく、従来の作品構成(「光響」シリーズ30連作と富士山4点他11点)と特別に未公開の最新作「富士山」を加えた企画になっています。
今回の河口湖美術館での展観は、美術館施設に於ける唯一の展覧会です。久保田一竹氏が半生をかけて創り上げた作品群は、観る人々に必ずや大いなる感動と衝撃を与えることとなるでしょう。
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