EXHIBITION

世田谷美術館所蔵 北大路魯山人展

1993年5月12日(水)-7月19日(月)
休館日 火曜日(但し6月29日開館 7月は無休)

北大路魯山人(1883-1959)は、明治末から昭和にかけて書、陶芸、絵画等、幅広い分野にわたり多くの優れた作品を残しました。『料理は芸術なり』を信条とする彼の美意識は当時の食通の間でもてはやされ、会員制の高級料亭「星岡茶寮 (ほしがおかさりょう)」で、 1925年(大正14年)から1936年(昭和11年)まで料理長として徹底した素材の選定、料理と器の組合せを重視し、その才能を発揮しました。グルメブームと言われて久しい今日、彼の芸術は改めて大きな関心を集めています。
本展は、魯山人の良き理解者であり、彼の活動を支援した一人、元「利根ボーリング」社長塩田岩治氏のコレクションを展示いたします。展示する作品は、塩田家の日常生活の中で実際に使用されていたものです。見るだけでなく、使うことを目的とした魯山人の希望通りに愛された作品と言えましょう。また、陶芸だけでなく、書や絵画等にも伝統や習慣にとらわれない彼独自の感性が、一作一作にあふれ出て、その多彩には驚かされるばかりです。

展覧会基本情報

Exihibition Information

会期
1993年5月12日(水)-7月19日(月)
休館日 火曜日(但し6月29日開館 7月は無休)
会場
河口湖美術館
開館時間
9:30-17:00(入館は16:30まで)
入館料
一般800円(640円)/大・高生500円(400円)/中・小生300円(240円) *()内は20名以上の団体割引料金
主催
河口湖美術館
協力
世田谷美術館

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SINCE1991.04.14