EXHIBITION

所蔵品展/版画展 ウィリアム・ブレイク『夜想』

2001 11.17—12.24
休館日=11/20 11/27 12/4 12/11 12/18

所蔵品展 富士山の絵画・版画・写真

【同時開催】
版画展 ウィリアム・ブレイク「夜想」
ウィリアム・ブレイク (William Blake 1757-1827)
イギリスの画家、版画家であり、また神秘的傾向の詩人。ロンドンに生まれ同地で没した。14歳の時から数年間版画家バサイヤ(James Basier 1730-1802) のもとで技術を学ぶとともに、古い寺院内の彫刻を写生するなどして想像力を培った。30歳代以後「無垢の歌」(1789)「経験の歌」(1794)、「ウリゼンの書」(1794)など、自作の詩に挿絵をそえたものを刊行した。また、ミルトンやダンテといった古典や、同時代の詩文に着想を得て自身の霊的幻想を表現した水彩画や銅版画を作った。生存中は一部の崇拝者がいたのみで世間からはほとんど理解されず、死後も長く埋没していたが、漸く20世紀になってその芸術が評価されるようになった。

「夜想」は詩人エドワード・ヤング(Edward Young 1683-1765)による死と霊魂の不滅をうたった10,000行におよぶ無韻詩。ブレイクは版元リチャード・エドワーズの依頼によりこの詩集のための挿絵43枚を銅版に刻んだ。活字のテキストとそれを囲む絵画空間という構図が効果的に用いられている。1797年の刊行。

展覧会基本情報

Exihibition Information

会期
2001 11.17—12.24
休館日=11/20 11/27 12/4 12/11 12/18
会場
河口湖美術館
開館時間
9:30-17:00(入館は16:30まで)
入館料
一般・大学生800(720) 高校生・中学生500(450) ( )内は8名以上の団体料金
出品作家
所蔵品展
足立源一郎 ・美芙峰・岩橋英遠・岡田紅陽・加倉井和夫・後藤純男・斎藤清・田崎廣助・田村一男・田村孝之介・中島千波・野上魏・萩原英雄 ・松尾敏男・宮本三郎

これまでの展覧会

SINCE1991.04.14