EXHIBITION

両洋の眼 2007 新美術主義の画家たち

2007 9.1(土)-11.18(日)
休館日=10月と11月の火曜日

この展覧会のタイトル、『両洋の眼』とは西洋の眼でなくまた東洋の眼でない、しいて言えば人間の眼を意味します。我が国では絵画を、技法や素材によって日本画と洋画とに区別して考えますが、今日において、すでにある部分ではこの区別がなくなりつつある兆しもみられます。『両洋の眼』は和洋の垣根にとらわれず、多種多様な絵画表現をひとつのまなざし、ひとつの感性で観ようというスローガンのもとに、第一線で活躍する画家たちの最新作を発表してきました。今回が18回目となる『両洋の眼』では70余名の画家をとりあげます。

シンボルマークについて
日本絵画においての「日本画」「洋画」を、ひとつの眼差しでみる展覧会、その意味通りをかたちにしました。外側のラインは眉、中側は瞼、上の眉と瞼は東洋(西洋)、下の眉と瞼は西洋(東洋)を表わし、それらが全体として1つにオーバーラップして見えるようにデザインしてあります。眼球は2つあり、離れずつながっているところに意味があります。1つのようで2つ、2つのようで1つ、上下を逆さにしても同じに見える両洋の眼。展覧会のテーマは、この"眼"に集約されていないでしょうか。早川良雄 (グラフィックデザイナー)

ミニコンサートのお知らせ
ご入館いただいたうえでどなたでもご参加いただけます。
大塚直哉 (オルガン奏者)
9/24 (月・祝) 14:00-14:30 (予定)

展覧会基本情報

Exihibition Information

会期
2007 9.1(土)-11.18(日)
休館日=10月と11月の火曜日
会場
河口湖美術館
開館時間
9:30-17:00(入館は16:30まで)
入館料
大人・大学生 800 (720) 高校生・中学生 500 (450) ()内は8名以上の団体料金
主催
河口湖美術館/両洋の眼委員会 http://www.ryoyonome.org
協力
アミューズ/東邦アート/東京マルイ美術
出品作家
靉嘔・青木敏郎・有元容子・安西大・池口史子・井澤幸三・石踊達哉・石垣定哉・内田あぐり・太田冬美・大津英敏・大畑稔浩・大藪雅孝・奥村美佳・笠井誠一・加藤良造・河嶋淳・北野治男・絹谷幸二・金昌永・國司華子・久野和洋・栗原一郎・小杉小二郎・斉藤典彦・櫻井孝美・佐々木豊・佐藤泰生・佐野ぬい・島田鮎子・島田章三・下田義寛・吹田恭啓・末永敏明・菅原健彦・諏訪敦・千住博・高橋秀・滝純一・滝沢具幸・武田州左・玉川信一・田村能里子・崔恩景・千々岩修・妻木良三・豊島弘尚・中島千波・中根寛・林敬二・平岡靖弘・平松礼二・広田稔・福井江太郎・福田美蘭・福本章・松村公嗣・宮いつき・元永定正・森本勇・山口啓介・山羽斌士・山村博男・山本貞
(特別出品)田中稔之・吉原英雄

これまでの展覧会

SINCE1991.04.14