北麓アートファイル2015 file 8 渥美芙峰 ■会期=9月5日(土) - 10月25日(日)
■主催=河口湖美術館
■休館日=火曜日 9/22(火・祝)は開館します
■開館時間= 9:30-17:00(入館は16:30まで)
■入館料=一般・大学生500(450) 高校生・中学生300(270)
カッコ内は8名以上の団体料金
コレクション展「富士山いろいろ」もご覧いただけます


渥美芙峰 (あつみふほう 1893-1973)

略歴
1893年山梨県南都留郡河口村第51番戸に生まれる。父中村嵓蔵、母すゑの二男。幼少期を故郷河口湖ですごした。山梨師範学校、市立甲府商業学校に学び1913年東京高等商業学校(現在の一ツ橋大学)に入学。15年ホトトギス社句会等に出席。このとき文学者高浜虚子(1874-1959)、俳人飯田蛇笏(1885- 1962)らを知る。18年同郷の文学者中村星湖(1884- 1974)が保証人になって東京高等商業学校専攻部に入学、その後教師を勤めるなどしながら32年より如水画談会で日本南画院の画家岸浪百艸居(きしなみひゃくそうきょ 1889-1952)に絵を学んだ。35年個展開催。37年一旦筆を断ったが、45年知人に絵の手ほどきを依頼されたことがきっかけで制作を再開。46年「文は人なり」を創刊。「俳句維新の烽火」を出版。48年「俳句の生まれる原理と鑑賞の諸問題」を出版。52年第1回芙峰門展を新宿三越にて開催。55年第1回俳詩の会を開く。弟子は数を増し、この頃より各地に芙峰画会が結成された。65年脳血栓のため右手の自由を失う。68年5月「詩歌に於けるリズム論」により米国国際大学から文学博士号を贈られた。69年河口湖畔に記念碑が設置された。70年万国博覧会政府館貴賓室に「不二に桜」が展示された。9月脳溢血で倒れたが12月第1回短詩宣言記念講演会を開催。73年8月死去。75年門人らにより遺作約200点が河口湖町(現在の富士河口湖町)に寄贈された。





出品リスト(PDF) 河口浅間神社蔵「河口村絵図」 同時開催  特別公開
河口浅間神社蔵「河口村絵図」
~富士信仰を支えた御師集落の姿~
■主催=富士河口湖町教育委員会/河口湖美術館
■協力=河口浅間神社